京都に近い大阪の山の中に、「怪物ウスケ」と呼ばれた生き物がすんでいるんです。

ここんとこ暑い日が続いてますからね、こんな時期には夜は墓場に集まって運動会とかするんですよね… って、違いますよ。「怪物」と呼ばれていたけれど、お化けの話じゃありません(笑)

山崎蒸留所

山崎蒸留所に行ってきました

フォト蔵経由でTwitterでもこっそりつぶやいておりましたが、サントリーのブロガーイベント、「シングルモルトの楽しみ方講座」に参加してきました♪

今回伺ったのは、サントリーの山崎蒸留所。大阪と京都の間… というか、京都寄りにあります。

側溝の水の流れ

側溝の水の流れもむちゃくちゃきれ

ここは国産ウイスキー発祥の地。古くは万葉の時代から名水の里として知られる場所であり、千利休が茶室「待庵(たいあん)」を築いた場所でもあります。今でも町の中の側溝にはきれいな水が流れているんですよ♪

で、こちらがウスケさんですか?

二代目社長、佐治敬三さんの銅像

二代目社長、佐治敬三さんの銅像

いえいえ。この方はサントリーの社長と会長を務めた佐治敬三さん。名物社長とも呼ばれていたようなので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。創業者、鳥井信治郎さんの二男です。

じゃあ、こちらがウスケさんですか?

初代社長、鳥井信治郎さんの銅像

初代社長、鳥井信治郎さんの銅像

いえいえ。こちらはサントリーの創業者。先ほどの銅像のお父さん、鳥井信治郎さんです。そして、この人が怪物ウスケの生みの親なんですよ。

そうです、ウスケの正体はウイスキーなんです(笑)

ウイスキーは熟成するのに5年、10年と時間のかかるもの。創業当時は原料となる麦が大量に運び込まれるばかりで、ちっとも出来上がった製品が運び出されてこないから、周辺に住む人たちは不審がったということです。

で、誰が言うともなく、「あそこには怪物ウスケがすんでるらしい」なんてうわさがたったんだとか。
そのウスケっていうのが、この子なんですけどね。

ニューポット

ウイスキーの赤ちゃん

できたてホヤホヤのウイスキーの赤ちゃん、ニューポットです♪

樽に詰められる前のウイスキーは、こんなふうに水みたいに透明な状態なんだとか。臭いも嗅がせてもらったんだけど… 麦の香りがするという説明だったのに、私の鼻では「なんとなくアルコールの香りがした」という程度しかわかりませんでした(汗)

ちなみに、ウスケくんの隣に見えるのは蒸留釜のミニチュアです。こちらもかわいい♪

蒸留釜といえば、紹介してもらって驚いたんですけど、「お釜様」と呼ばれた、まさにウスケを生み出していた創業当時のお釜もちゃんと敷地内に残っていました。

ウイスキー館の裏にある、歴代社長像の隣にあるお釜がそれです。

初代お釜様

サントリーウイスキーの初代お釜様

ウイスキーの蒸留機は2つのお釜が向かい合わせになって1セットとして稼働するそうなので、その片割れがこうしてここに残っているわけです。

プレート

お釜にあったプレート

お釜の表面をよ~く見ると、まだ「渡邊銅鐡工所」という文字が読み取れます。これ、このお釜を製造した大阪の銅鐡工所の名前なんですよ。

大阪から淀川をさかのぼって山崎に到着したあと、蒸留所に運び込まれる手前の東海道線の踏切そばで最終電車が通過するのを待ってから蒸留所へ運び込まれたそうです。

高さが5.1メートルもあるってことなので、踏切を渡るのも大変な作業だったんでしょうね。電車から見た人はびっくりしただろうな(笑)

踏切

ウスケのお釜も通った? 踏切

こうしたエピソードはハイボールレビューのときに頂いた情報誌「クォータリー」で拝見していたので、ぜひ現場を見てみたいと思っていたんですけど、まさかお釜様の実物まで見ることができるとは思いませんでした♪ イベント開始、いきなりワクワクしてきましたよ。

あと、工場内見学と試飲体験があったので、それぞれページを分けてまとめてみますね。
ということで、つづく!

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【関連サイト】
E-ne. シングルモルトの楽しみ方 山崎蒸留所 工場見学1
E-ne. シングルモルトの楽しみ方 山崎蒸留所 工場見学2
E-ne. シングルモルトの楽しみ方 山崎蒸留所 工場見学3

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